
私の家では、一階の部屋で、上張りフローリングの下にLANケーブルを配線してあります。二階から引いたLANケーブルが一階の部屋をまたがないようにしてあるのです。
ただ、最近、LANケーブルが劣化しているのでしょうか、インターネットの速度が遅くなったり、接続が途切れるようになってきました。
といってwifi無線は接続が安定しないので、あまり気がすすみません。
なので、LANケーブルを交換しようと思いましたが、上張りフローリングの下にあるため、簡単にはできません。
モールを貼るのも嫌です。
下の写真のように見た目も悪いし、足を引っかけたりするからです。
ちょうどその頃、ナオスシートの存在を知りました。
そして「これだ!」と思いました。いまのフローリングに溝を掘って、そこにLANケーブルを配線すればいい、と思ったのです。
フローリングも古くなり、ところどころ痛んでいたので、グットタイミングです。
でも、本当にできるのか不安もありました(‐”‐;)。
簡単だったフローリング溝へのLAN配線
思い切ってフローリングに溝を掘り、そこへLANケーブルを配線しましたが、意外と簡単でした。
でも、初めての試みだったので、けっこう手間がかかりました。ネットで調べても、同じことをしている人はゼロです。
それでもツギハギの情報を集めて、なんとかできました。
まず、溝を掘る道具ですが、トリマートとノミ、トリマー用の定規が必要です。
トリマー用の定規は、この作業に合うものが見つからないので、自分で作りました。Youtube動画を参考にしたのです。
トリマーはamazonで、5,500円の安いものを購入。
フローリングに溝を掘るなんて初めてのことなので不安でしたが、やってみると意外にスムーズに溝が掘れました。
LANケーブルを配線します。両面テープで固定しました。
パテを塗ります。
生クリームをつくるときに使うビニール袋にパテを入れ、溝に沿って絞り出しました。
このビニール袋は使い勝手がよかったので、通常の凹みにも使用しました。
凹みにピンポイントで塗ることができます。
また、パテを水で溶いたり、捨てるときも非常に楽でした。
ナオスシートを張ります。
なんとか施工することができました。
施工後、真上からよく見ると、溝のあたりのパテがわずかに沈んでいるように見えます。でも、ほとんど気にならない程度ですね。
ヘラに少し凹んだ丸みをつけ、溝のパテが山盛りになるようにして、サンドペーパーで処理すれば、もっと目立たなくなるかもしれません。機会があったら修正します。
モールを置くのにくらべれば、溝へのLANケーブル配線は、とてもスッキリしています。
モールに収めて、壁際〔幅木〕の配線もスッキリしました。
今回、LANケーブルの上へ直接、パテ塗りましたが、パテは水溶性なので問題はないと思います。今後、半年から一年後に経過を報告します。また、パテが肉ヤセしないかも観察します。